学生ローンはやめたほうがいい?奨学金・教育ローンとの違いとメリット・デメリット、返済に困った時の対処法

学生ローン 2026

大学や専門学校に進学するには、多額の学費と生活費がかかります。親からの援助だけでは足りず、「どこからか現金を用意したい」と考える学生は少なくありません。そんなとき、目に入るのが「学生ローン」という選択肢です。

ただし、「学生ローンはやめたほうがいい」という警告も、インターネット上では頻繁に見かけます。本当に避けるべきなのでしょうか?それとも、正しく使えば有用な選択肢なのでしょうか?

この記事では、学生ローンの実態、奨学金や教育ローンとの違い、メリット・デメリット、そして返済に困った場合の対処法を、わかりやすく解説します。借りる前に知っておくべき知識を、ぜひ参考にしてください。

  1. 学生ローンとは何か
    1. 学生向けローンの定義と仕組み(誰が借りる/返済義務)
    2. 申し込み条件(年齢・学生証・アルバイト収入などの目安)
    3. 利用される主な目的(学費以外の生活費・急な出費)
  2. 奨学金・教育ローンとの違いを整理する
    1. 奨学金(給付型/貸与型)の特徴と返済タイミング
      1. 貸与型は「借金」になる点と金利・返済負担
    2. 教育ローンの特徴(主に保護者が借りる)
      1. 金利水準の傾向と利用時の注意
    3. 学生ローンを選ぶ前に比較すべきポイント
      1. 金利・返済総額・返済開始時期・審査・家族への影響
  3. 学生ローンが「やばい」「やめたほうがいい」と言われる理由
    1. 収入が不安定で返済計画が崩れやすい
    2. 返済遅延のリスク(督促・遅延損害金・法的手続き)
    3. 信用情報への影響(カード・ローン・携帯分割など)
    4. 違法業者(闇金)混在の可能性と見分け方
  4. 学生ローンのメリット(利用される背景)
    1. 18歳・19歳でも利用できる場合がある
    2. 学生であることが審査で致命的に不利になりにくい
    3. 家族に知られにくい設計のサービスがある場合
      1. ただし「完全にバレない」は言い切れない理由
  5. 学生ローンのデメリットと注意点
    1. 利用可能額が小さく、必要額に届かないことがある
    2. 金利が高めで、無利息期間がないケースもある
    3. 返済方法が振込中心で、返済忘れが起きやすい
    4. 借入・返済履歴が信用情報に残る
    5. 総量規制など法的な借入上限の考え方
      1. 年収の範囲で借入が制限される仕組み
  6. 学生ローンの代替手段(優先順位つきで検討)
    1. 親・家族から借りる(トラブル防止の工夫)
      1. 借用書・返済期日・利息の取り決め
    2. 奨学金を検討する(条件と申請の流れ)
    3. 銀行カードローン(学生可否と審査難易度)
    4. クレジットカード(ショッピング/キャッシングの違い)
    5. 質屋(向いているケース・注意点)
    6. 定期預金の自動貸付(仕組みとメリット・落とし穴)
  7. 学生ローンを利用するなら守るべきチェックリスト
    1. 正規の貸金業者か確認する方法
    2. 返済総額(利息込み)を試算してから借りる
    3. 返済日管理の仕組みを作る(延滞を防ぐ)
    4. 追加借入で返す「自転車操業」を避ける
  8. 返済が苦しいときの対処法
    1. 支出を削る(固定費・サブスク・交際費の見直し)
    2. 収入を増やす(安全な方法に限定する)
      1. SNS勧誘・高額バイトなど危険案件の見分け方
    3. 家族に相談して一時的に立て替えてもらう
    4. 債権者へ早めに相談し、返済条件の調整を検討する
  9. 弁護士・司法書士に相談するメリットと選択肢
    1. 債務整理の全体像(任意整理・個人再生・自己破産)
    2. 受任後の変化(督促窓口の一本化など)
    3. 就職・生活への影響で誤解されやすい点
      1. 官報掲載の有無と、周囲に知られる可能性の現実
  10. 学生ローンでよくある質問(FAQ)
    1. 借入上限はどのくらい?
    2. 奨学金と併用できる?注意点は?
    3. 親にバレずに借りられる?
    4. 滞納すると差し押さえはあり得る?
    5. 債務整理は就職に影響する?
  11. まとめ|学生ローンは「借りる前の比較」と「返済不能時の早期対応」が重要
    1. 避けたいケースと、検討してもよいケースの線引き
    2. どうしても借りるなら守るべき最低限
    3. 返済に不安があるなら専門家相談を選択肢に入れる

学生ローンとは何か

学生向けローンの定義と仕組み(誰が借りる/返済義務)

学生ローンとは、学生本人が貸金業者(消費者金融など)から直接借り入れるローンのことです。

返済義務は、借主である学生本人にあります。親が保証人になることもありますが、基本的には学生自身がお金を返さなければなりません。

学生向けローンの特徴:

  • 学生本人が申し込み、本人の信用情報を基に審査される
  • 利息は日々発生し、返済するまで増え続ける
  • 返済は通常、卒業後に本格化する
  • 延滞すると、督促や法的措置の対象になる

申し込み条件(年齢・学生証・アルバイト収入などの目安)

学生向けローンの申し込み条件は、貸金業者によって異なりますが、一般的には以下の通りです。

年齢:18歳以上(一部は20歳以上)

学生であることの証明:学生証の提示が必須。定期的な確認も行われることがある

安定した収入:アルバイト収入があることが条件。月1~2万円程度の収入が目安とされることが多い

その他:連絡先、親の連絡先などの個人情報提供

利用される主な目的(学費以外の生活費・急な出費)

学生向けローンが利用される目的は、以下が主です。

  • 生活費:食費、家賃、光熱費など毎月必要なお金
  • 学費の一部:奨学金や親の援助で足りない分
  • 急な出費:医療費、冠婚葬祭の費用、車の修理代など
  • 教科書・実験用具:学科に応じた専門的な物品購入
  • 交際費・娯楽費(本来は避けるべき)

注目すべきは、このようなローンは「学費のための専門ローン」ではなく、「学生が借りられるローン」という位置づけということです。つまり、使途は比較的自由です。

奨学金・教育ローンとの違いを整理する

奨学金(給付型/貸与型)の特徴と返済タイミング

奨学金には、大きく2つの種類があります。

給付型奨学金(返済不要):
返済する必要がない奨学金。主に経済的に困難な学生が対象。ただし、支給基準は厳しく、誰もが利用できるわけではありません。

貸与型奨学金(返済必要):
借りたお金を、卒業後に返済する奨学金。日本学生支援機構(JASSO)の奨学金が代表的です。

貸与型は「借金」になる点と金利・返済負担

重要なポイントとして、貸与型奨学金は「借金」です。返済の責任がある点では、学生向けローンと変わりません。

ただし、奨学金の特徴は以下の通りです。

  • 金利が低い:第一種奨学金は無利息、第二種奨学金は年3%程度
  • 返済期間が長い:通常15~20年のスケジュール
  • 在学中は返済不要:卒業後から返済が始まる
  • 返済が厳しい場合の支援制度がある:返済の猶予や減額制度

返済が厳しい場合の具体的な制度については、返還期限猶予制度もあわせて確認しておくと安心です。

教育ローンの特徴(主に保護者が借りる)

教育ローンは、通常、学生の保護者が借り入れるローンです。

教育ローンの具体的な内容は、教育一般貸付(教育ローン)を確認するとイメージしやすいでしょう。

特徴:

  • 申し込みは親が行い、親が返済責任を負う
  • 学費の支払いに特化している(銀行の教育ローンなど)
  • 金利は学生向けローンより低く、奨学金より高いことが多い(年2~4%程度)
  • 金額が大きい傾向(学費全額をカバーできる)

金利水準の傾向と利用時の注意

教育ローンは、金融機関によって金利が異なります。銀行の教育ローンは年2~4%程度、信用金庫は年3~5%程度です。

注意点は、金利が「固定」か「変動」かによって、返済額が大きく異なることです。固定金利なら計画的に返済できますが、変動金利の場合は返済額が増える可能性があります。

実際の利用者の声を知りたい場合は、教育ローン利用者の体験談も参考になります。

学生ローンを選ぶ前に比較すべきポイント

金利・返済総額・返済開始時期・審査・家族への影響

学生向けローン、奨学金、教育ローンの比較表を以下に示します。

項目 学生向けローン 奨学金(第二種) 教育ローン
金利(年率) 12~18% 3%程度 2~4%
借入上限 50万円程度 月10~12万円 数百万円
在学中の返済 あり(利息のみ等) なし なし(親が返済)
返済開始時期 借入直後または卒業時 卒業後6ヶ月後 借入直後
審査難易度 低い(学生ならほぼ通る) 中程度 中程度
家族への影響 小(学生本人のみ) なし 大(親が返済責任)

学生ローンが「やばい」「やめたほうがいい」と言われる理由

収入が不安定で返済計画が崩れやすい

このようなローンが危険視される理由の筆頭は、学生の収入が不安定である点です。

アルバイト収入は、以下の理由で変動しやすいです。

  • 試験期間中はシフトが減り、収入が減少
  • 就職活動の時期には働けなくなる
  • 病気や怪我で働けなくなる可能性
  • バイト先が営業停止や経営困難に陥る可能性

これらの事情で「返済できる見込みで借りたのに、途中で返済が困難に」という状況が発生しやすいのです。

返済遅延のリスク(督促・遅延損害金・法的手続き)

返済が遅れると、以下のリスクが生じます。

督促:貸金業者から電話やメール、郵送で催促が来る。学生であっても、この督促は容赦ありません。

遅延損害金:返済が遅れると、元々の金利に加えて「遅延損害金」(通常年20%)が加算されます。つまり、返済が遅れるほど、返済すべき金額が増えていくのです。

信用情報への記録:返済遅延が信用情報に記録され、その後のローンやクレジットカード審査に影響します。

法的手続き:長期延滞が続くと、貸金業者は簡易裁判所に訴えを起こし、給与差し押さえなどの法的措置を取ることもあります。

信用情報への影響(カード・ローン・携帯分割など)

このようなローンの利用は、信用情報に記録されます。これが後々の人生に影響するのです。

  • クレジットカード:就職後、クレジットカード申請時に審査に落ちやすくなる
  • 住宅ローン:家を買う時に、ローン審査で不利になる可能性
  • 携帯電話の分割購入:スマートフォン購入時、分割払いが使えなくなる
  • 教育ローン:子どもの教育費を借りたい時に、親としての信用が失われている

違法業者(闇金)混在の可能性と見分け方

学生向けローン市場には、残念ながら違法な貸金業者(ヤミ金)も混在しています。

違法業者の見分け方:

  • 金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」に記載されていない
  • 「審査なし」「誰でも借りられる」と謳う
  • 年100%を超える高い金利を提示
  • 本人確認書類の他に、身分証のコピーや担保を求める
  • SNSで「学生融資」と勧誘してくる

学生ローンのメリット(利用される背景)

18歳・19歳でも利用できる場合がある

このようなローンは、成人していない18~19歳でも申し込める場合があります。これは、クレジットカードや銀行ローンでは難しい点です。

高卒で働きながら進学する学生など、早期に資金が必要な場合、このようなローンは有用な選択肢になり得ます。

学生であることが審査で致命的に不利になりにくい

通常のカードローンでは、「学生」であること自体が審査で不利に働きます。しかし、学生向けローンは「学生向け」なので、学生であること自体は審査で不利にならない傾向があります。

つまり、アルバイト収入さえあれば、比較的簡単に審査を通す可能性があるのです。

家族に知られにくい設計のサービスがある場合

貸金業者によっては、申し込みから返済まで全てオンラインで完結する場合があります。郵送物が少なく、親が気づきにくいというメリットがあります。

ただし「完全にバレない」は言い切れない理由

しかし、完全に隠し通すことは難しいでしょう。理由は以下の通りです。

  • 返済に遅れると、電話連絡が親の番号にいく可能性
  • 実家に帰省時に、郵送物が届く可能性
  • 親が本人の給与口座を確認した時に、返済額が見える
  • 就職活動の書類作成時に、ローン情報が見える

学生ローンのデメリットと注意点

利用可能額が小さく、必要額に届かないことがある

学生向けローンの借入上限は、通常50万円程度です。学費全額が必要な場合、この額では足りません。

その結果、複数のローンに申し込んで、多重債務に陥るケースもあります。

金利が高めで、無利息期間がないケースもある

学生向けローンの金利は、年12~18%程度。奨学金(3%)や教育ローン(2~4%)と比べると、大幅に高いです。

また、消費者金融のカードローンのように「30日間無利息」といった特典がないことが多いのも、このようなローンの特徴です。

返済方法が振込中心で、返済忘れが起きやすい

学生向けローンの返済は、指定口座への振込が中心です。銀行のように「引き落とし」ではないため、返済忘れが起きやすいのが難点です。

返済忘れの遅延は、信用情報に記録される可能性があります。

借入・返済履歴が信用情報に残る

このようなローンの利用は、信用情報に記録されます。これが、就職後の人生に影響する可能性があります。

総量規制など法的な借入上限の考え方

貸金業法には「総量規制」という規制があります。これは、「年収の3分の1を超える借入ができない」というルールです。

年収の範囲で借入が制限される仕組み

例えば、月5万円のアルバイト収入がある学生の場合:

年収 = 5万円 × 12ヶ月 = 60万円

借入限度額 = 60万円 × 1/3 = 20万円

読む  遅延損害金とは?利率・計算方法・上限と放置リスク、免除されるケースまでわかりやすく解説

つまり、年収60万円の学生は、最大20万円までしか借入できないのです。複数のローンに申し込んでも、合計20万円が上限です。

学生ローンの代替手段(優先順位つきで検討)

親・家族から借りる(トラブル防止の工夫)

最も優先すべき選択肢は、親や家族から借りることです。理由は、金利がかからず、返済が必須ではないからです。

借用書・返済期日・利息の取り決め

ただし、トラブル防止のため、以下のポイントを押さえましょう。

  • 借用書を作成:いくら借りたのか、いつまでに返すのかを明確にする
  • 返済期日を決める:「卒業後1年で返す」など、具体的な期日を設定
  • 金利の有無を明確に:無利息なのか、少額の利息をつけるのかを事前に決める

奨学金を検討する(条件と申請の流れ)

奨学金(JASSO)は、学生向けローンより金利が低く、返済支援制度も充実しています。

申請の流れ:

  • 学校の学生支援課に相談
  • 奨学金説明会に参加
  • 願書を提出
  • 審査を受け、採用決定

ただし注意点:奨学金は進学時の申し込みが中心であり、途中申し込みは難しい場合があります。

銀行カードローン(学生可否と審査難易度)

銀行によっては、学生でもカードローンを利用できる場合があります。金利は学生向けローンより低い傾向です。

ただし、審査難易度は高く、アルバイト収入だけでは通りにくい可能性があります。

クレジットカード(ショッピング/キャッシングの違い)

クレジットカードの「キャッシング」機能で現金を借りることもできます。金利はカード会社によって異なりますが、学生向けローンと同等か若干低い傾向です。

ただし注意:クレジットカードでも利用が信用情報に記録され、後々の審査に影響します。

質屋(向いているケース・注意点)

質屋は、品物を担保にしてお金を借りる方法です。メリットは、信用情報に記録されないことです。

向いているケース:急な出費で、短期的に少額の現金が必要な場合

注意点:手数料が高く、期限までに返さないと品物が売却されます。

定期預金の自動貸付(仕組みとメリット・落とし穴)

銀行の定期預金を担保に、その一定割合(通常70~90%)を借りることができるサービスがあります。

メリット:審査が簡単で、金利は低い(通常年0.5~2%)

落とし穴:借りると定期預金が解約されてしまう点。貯蓄の道が塞がれます。

学生ローンを利用するなら守るべきチェックリスト

正規の貸金業者か確認する方法

学生向けローンを利用する場合、まず確認すべきは「正規の業者か」という点です。

確認方法:
金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」(https://kinsyou.fsa.go.jp)で、業者名を検索し、登録がされているか確認してください。

登録がない業者は、ヤミ金である可能性が高いです。

返済総額(利息込み)を試算してから借りる

借りる前に、必ず返済総額を計算してください。

例:10万円を年15%金利で1年かけて返す場合
利息 = 10万円 × 15% = 1万5000円
返済総額 = 10万円 + 1万5000円 = 11万5000円

「月々いくら返すのか」「返済期間はどのくらいか」を事前に確認し、実際に返済できるか判断することが重要です。

返済日管理の仕組みを作る(延滞を防ぐ)

学生向けローンは返済忘れが起きやすいため、以下の対策をお勧めします。

  • スマートフォンのカレンダーに返済日をメモしておく
  • 返済日の3日前に、リマインダー通知を設定
  • 給与が入ったら、即座に返済額を別の口座に移す

追加借入で返す「自転車操業」を避ける

最も危険な罠が「返済ができず、新たに借入をして返す」という自転車操業です。

この状況に陥ると、借金は増え続け、返済は永遠に終わりません。

返済が苦しいときの対処法

支出を削る(固定費・サブスク・交際費の見直し)

返済が困難になった場合、最初にすべきことは支出を削ることです。

削減対象:

  • サブスクリプション(有料動画配信、音楽アプリなど)
  • 交際費(毎週の飲み会を減らすなど)
  • 娯楽費(ゲーム、欲しい物の購入を控える)
  • 固定費(携帯プランを見直すなど)

収入を増やす(安全な方法に限定する)

返済に充てるため、収入を増やすことも選択肢です。ただし、以下の危険な方法は避けましょう。

SNS勧誘・高額バイトなど危険案件の見分け方

避けるべき勧誘:

  • 「月30万円稼げる」という謳い文句の仕事
  • SNSで「簡単に稼げる副業」と勧誘される
  • 「商品を買って転売する」という話
  • 「個人情報を登録して紹介する」という案件

これらは、詐欺やマルチレベルマーケティング、ヤミ金に引き込まれる罠である可能性が高いです。

家族に相談して一時的に立て替えてもらう

親に相談しづらい気持ちは分かりますが、返済に困った段階で相談することをお勧めします。

理由は、放置すれば状況が悪化し、結果的に家族に大きな迷惑をかけるからです。

債権者へ早めに相談し、返済条件の調整を検討する

返済が困難な場合、貸金業者に相談し、返済条件の調整(返済額の減額、返済期間の延長など)が可能かどうか確認することもできます。

対応してくれる業者も多いので、早めに相談することが重要です。

弁護士・司法書士に相談するメリットと選択肢

債務整理の全体像(任意整理・個人再生・自己破産)

返済が全く困難な場合、債務整理という法的手段があります。

任意整理:弁護士が貸金業者と交渉し、利息をカットして元本を分割返済する。学生向けローンの返済額を減らすことができます。

個人再生:借金を30~50%に減額し、3~5年で返済。多額のローンがある場合に有効。

自己破産:すべての借金をゼロにする。完全に返済不能な場合の選択肢。

受任後の変化(督促窓口の一本化など)

弁護士に相談すると、以下の変化が起きます。

  • 貸金業者からの督促が弁護士経由になる
  • 本人への直接的な催告が止まる
  • 返済額が減少する可能性

就職・生活への影響で誤解されやすい点

「債務整理をすると就職に影響する」という心配がありますが、実際には以下の通りです。

  • 債務整理そのものが履歴に残り、採用試験で落ちることはない
  • 金融機関や警備業など一部の職業では、信用情報確認が行われることもある
  • 信用情報に記録されるのは、債務整理後5~10年間

官報掲載の有無と、周囲に知られる可能性の現実

自己破産や個人再生をした場合、官報(政府刊行物)に掲載されます。ただし、実際には以下の通りです。

  • 官報を読む一般人はほぼいない
  • 会社の同僚や友人に知られる可能性は極めて低い
  • 家族に知られる可能性は比較的高い(弁護士から対応方法の指導あり)

学生ローンでよくある質問(FAQ)

借入上限はどのくらい?

回答:学生向けローンの借入上限は、通常50万円程度です。ただし、年収の3分の1(総量規制)の制限があるため、実際には更に低い場合があります。

奨学金と併用できる?注意点は?

回答:奨学金と学生向けローンの併用は可能です。ただし、両方返済することになるため、返済負担が大きくなります。併用する場合は、合計返済額を確認し、卒業後の返済計画を立てることが重要です。

親にバレずに借りられる?

回答:完全にバレずに借りることは難しいでしょう。返済に遅れれば、親の電話番号に督促電話がいく可能性があります。また、家に帰省時に郵送物が届く可能性も。

滞納すると差し押さえはあり得る?

回答:学生向けローンでも、長期滞納が続けば、給与差し押さえなどの法的措置が取られる可能性があります。ただし、学生のうちに差し押さえまで至るケースは稀です。

債務整理は就職に影響する?

回答:債務整理自体が就職の採用可否に直結することはありません。ただし、金融機関などで信用情報確認が行われる職種の場合、影響がある可能性があります。

まとめ|学生ローンは「借りる前の比較」と「返済不能時の早期対応」が重要

避けたいケースと、検討してもよいケースの線引き

学生向けローンは「やめたほうがいい」ケースと「検討してもよい」ケースがあります。

避けるべきケース:

  • 生活費の不足を理由とした借入
  • 複数のローンに申し込もうとしている
  • 「返済計画を立てていない」状況での借入
  • 親に相談せず、隠れて借りようとしている

検討してもよいケース:

  • 奨学金や教育ローン等の他の手段をすべて検討した後
  • 返済計画が明確に立てられている
  • 親の同意がある場合
  • 短期的で少額の借入(例:急な医療費など)

どうしても借りるなら守るべき最低限

学生向けローンを利用する場合、以下は絶対に守りましょう。

  • □ 正規の貸金業者か確認した
  • □ 返済総額(利息込み)を試算した
  • □ 返済日を明確に記録し、返済忘れを防ぐ
  • □ 返済が困難になった時点で、すぐに相談する
  • □ 新たに追加借入をしない

返済に不安があるなら専門家相談を選択肢に入れる

返済に不安がある場合、借りる前に弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。無料相談会や法テラスなど、費用をかけずに相談できる窓口があります。

法テラスの窓口について不安がある場合は、借金に関するよくある質問も確認しておくと、相談前の整理に役立ちます。

「返済できないかもしれない状況で借りる」ことが、最も危険です。借りる前に相談することで、より良い選択肢が見えてくる可能性があります。

過去プロミス、モビット、アイフルから400万円の借金をした経験あり。滞納による支払い催促の電話に耐え切れず、任意整理をした経験あり。現在はWEBライターとしてキャッシング・借金減額などお金に関する記事を執筆している。

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